福岡市西区・糸島市:かじ動物クリニックです。

今回のテーマは皮膚糸状菌症です。

皮膚糸状菌症とはいわゆるカビによる皮膚病です。

皮膚糸状菌にはいろいろな種類ががありますが、

Microsporum canisという糸状菌が有名で、犬では70%、猫では99%の原因菌となっています。

感染した動物との接触や感染した動物の毛やフケから感染します。猫さんでは常在している可能性もあり、外にいかない猫さんでも発症することはあります(特に長毛猫さん)。

診断するには真菌培養検査が必要ですが、ウッド灯検査も併用します。

ウッド灯検査はMicrosporum canisであれば、アップルグリーンに光ります。

真菌培養検査には時間(3〜10日)が必要ですが、ウッド灯検査はその場で確認ができるため、早期診断ができます。また治療中の経過を確認するためにも使用ができるため、非常に有用な検査です。

ウッド灯検査の注意点は診断率が70%なので、皮膚糸状菌症を確実に診断はできません。顕微鏡検査や真菌培養検査などもおこなって総合的に判断する必要があります。

皮膚に丸い脱毛やフケがでたり、痒がったり湿疹ができたら、検査をしましょう。

皮膚糸状菌症は人にも感染するので、疑わしいときは早めに来院してください。