福岡県西区/糸島市のかじ動物クリニックです。
今回のテーマは「胃拡張捻転症候群」です。
この病気は胃が異常な拡張および捻転により、血管系の圧迫や大量の胃液の排出などによりショックに陥り、短時間で死に至る救急疾患です。
簡単に言うと胃がねじれて回転してパンパンに膨れる状態です。
大型犬で中齢〜老齢に多いといわれていますが、小型犬(ダックスやシーズーなど)や猫でも発症することがあります。
症状は吐き気、嘔吐です。
治療は可能な限り迅速な手術が必要となります!!!
死亡率が45%という報告もあり、とても危険な病気なので知っておきましょう!
頻回の吐き気・嘔吐があるときは胃拡張捻転症候群も考えて対応してください!