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2017.01.31
犬の乳腺腫瘍
福岡市西区/糸島市のかじ動物クリニックです。
今回のテーマは「犬の乳腺腫瘍」です。
乳腺腫瘍とはおっぱいのできものです。
犬の乳腺腫瘍にも良性と悪性があります。
良性と悪性の割合は1:1といわれていましたが、
最近の日本でのデータでは良性:悪性が2:1の割合で良性の方が多いという報告がでました!
良性であれば命に影響はありませんので、少し安心できますね☆
ただ、良性だからと言ってほっといてはいけません。。。
良性腫瘍でも徐々に大きくなりますし、薬などで小さくなりません!
良性腫瘍でもこの写真のように大きくなることもあります。
ちなみに乳腺腫瘍が良性なのか悪性なのかは病理組織検査でしかわかりませんので、見た目で判断はできません。。。
しかし!もし悪性であっても、まだ小さいうちに手術すれば完治できるので、日頃からいっぱい触ってあげて、早期に発見しましょう!
2016.12.21
難産・帝王切開
福岡市西区/糸島市のかじ動物クリニックです。
今回のテーマは「難産・帝王切開」です。
犬や猫でも難産はあります!
特に小型犬や短頭種(鼻が短い犬)は多く、お産前に定期検診が必要です。
難産はヒトと同じように緊急処置が必要となります。
犬の難産において助産や薬での成功率は約30%といわれているので、
帝王切開が必要となるケースも多いです。。。
帝王切開は緊急手術なので、病院スタッフのチームワークがとても重要です!
お産前はかかりつけの先生とよく相談しておきましょう☆
写真は帝王切開で産まれてきたブルドッグの赤ちゃんです☆
憎めない顔して、カワイイでしょ〜♬
2016.11.22
種(柿の種):胃内異物
福岡市西区/糸島市のかじ動物クリニックです。
今回のテーマは「種」です。
みなさんご存じとは思いますが、種は消化できません。
小さな種であれば、うんちと一緒に出てきますが、
大きな種だと胃の中に残ったり、腸に詰まったりします。
特に小型犬だと小さな種でも詰まることがあります!
「柿の種を食べて吐いている」小型犬が来院しました。
吐いても吐いても柿の種は出てきませんでしたので、
内視鏡を使って摘出することにしました。
バスケット鉗子を使って取り除くことができました☆
種を食べてしまったときも、危険なときがありますので、
注意してくださいね!!!
2016.10.22
胃内異物(誤飲)
福岡市西区/糸島市のかじ動物クリニックです。
今回のテーマは「胃内異物(誤飲)」です。
動物はときに信じられないものを飲み込んでしまうことがあります。。。
特に消化できない大きなものでは吐いても出てきませんし、便にも出てきません。
治療は取り除く必要があるのですが、胃を切開(手術)しなくても
内視鏡で除去できることがあります!
動物のために、なるべく痛みのない治療を!!!
またその日に退院することができることも利点ですね☆
注意点は異物を飲み込んだときは食事をあげないで来院することです!
胃の中に食事があると内視鏡はできません。。。
2016.09.26
猫の口内炎(歯肉口内炎)
福岡市西区・糸島市の動物病院のかじ動物クリニックです。
今回のテーマは「猫の口内炎(歯肉口内炎)」です。
ヒトでは口内炎って治るイメージですが、
ネコさんの口内炎は完治することが難しく、
以前から「難治性口内炎」といわれていて、
世界中の獣医師を悩ます疾患なのです。。。
また、明らかな原因もわかっていません。
この病気は歯周病と併発することが多く、
歯垢や歯石の増加にともなって、この病気の発生率も高くなるという
報告もあります。
ネコさんもオーラルケアが重要ですね!
ちなみに猫の歯肉口内炎では歯垢・歯石除去だけおこなっても、
完治することは難しいです。。。
いろいろな治療法があるので、話し合う必要があります!!!
2016.09.07
おかしいな…と思ったら?
ワンちゃん・猫ちゃんの様子が少しでもおかしいな・・と思ったら
まずは当院へお越しください。
大きな病気の場合でも、早期発見で防げる可能性があります。
ペットの事なら、なんでもご相談ください
2016.09.07
大切な愛犬・愛猫のために、予防接種を!
こんにちは、かじ動物クリニックです。
大切な愛犬・愛猫を病気から守るために、予防接種をしましょう。